やっぱり気になる!発毛薬副作用一覧
発毛・育毛の対策において、やはり気になるのが副作用ではないでしょうか。
滅多にないのは分かるんですが、
副作用・・・。
響きだけ聞いても怖いですよね・・・。
あまり細かく説明してもプラセボ効果で、「ウッ!勃たない!」なんてことになったら申し訳ないので、迷うところではあるのですが、気になる方も多いと思いますので、一度しっかりとまとめておきます。
フィナステリドの副作用
フィナステリドには5αリダクターゼの2型を阻害することで、抜け毛の原因となる、DHT(ジヒドロテストステロン)の発生を抑える効果があります。
その副作用がこちら。
フィナステリド系薬剤 | |
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主な薬品名 | 主な副作用 |
プロペシア |
性欲減退、勃起機能不全、肝機能障害、精子濃度減少、蕁麻疹・発疹、血管浮腫、乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状など |
フィンペシア | |
フィナロ | |
プロスカー | |
フィンカー |
かなり頻度は低いものの、これらの症状が出る可能性があります。
妊娠中の女性は胎児に影響が出る可能性があるため、分割した薬剤に接触しないよう注意されています。
同様の理由から、服用停止後1ヶ月は輸血・献血はしてはいけません。
デュタステリドの副作用
デュタステリドはフィナステリドと似た成分の薬剤ですが、フィナステリドの1.5倍の2型5αリダクターゼを阻害する効果に加え、1型にも作用することで、高い発毛効果が期待できます。
その副作用がこちら。
デュタステリド系薬剤 | |
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主な薬品名 | 主な副作用 |
アボダート(ザガーロ同成分) |
性欲減退、勃起機能不全、肝機能障害、精子濃度減少、蕁麻疹・発疹、血管浮腫、乳房圧痛、乳房肥大、抑うつ症状など |
ザガーロ | |
デュプロスト |
ほぼ、フィナステリドと同様の副作用ですが、薬の効き目が強い分、副作用が出やすいので注意が必要です。
これらの他に副作用とは異なりますが、耐性がつきやすく服用量を増加しなくてはならないケースがあるということや、フィナステリドと同じく、妊娠中の女性は胎児に影響が出る可能性があるため、分割した薬剤に接触しないよう注意されています。
また同様の理由から、服用停止後6ヶ月は輸血・献血はしてはいけません。
単に製薬会社の方針かもしれませんが、フィナステリドの場合1ヶ月なので、6ヶ月というのは薬の強さが伺えますね。
ミノキシジル(外用薬)の副作用
ミノキシジルには血管の拡張作用があり、髪の毛に栄養を運びやすくする作用があります。
また、毛母細胞や毛乳頭細胞を活性化させる働きもあります。
その副作用がこちら。
ミノキシジル系薬剤(外用薬) | |
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主な薬品名 | 主な副作用 |
リアップ |
発疹、かぶれ、ふけ、頭痛、めまい、動悸、眠気、体重増加、浮腫、倦怠感など |
ロゲイン | |
カークランド | |
ポラリスNRシリーズ | |
ジェンヘアー |
これらも滅多に出る症状ではありませんが、比較的出やすいのがローションの塗布に伴うかぶれや発疹です。
濃度が高くなればなるほど、当然副作用も出やすくなります。
やはり、使用停止後1ヶ月以上期間を空けなくては献血できません。
ミノキシジル(経口薬)の副作用
外用薬の場合と同様に、経口薬にも血管の拡張作用があります。
また、髪の毛に栄養を運びやすくする作用があり、毛母細胞や毛乳頭細胞を活性化させる働きもあります。
その副作用がこちら。
ミノキシジル系薬剤(経口薬) | |
ミノキシジル製品(経口)を詳しく見る>> | |
主な薬品名 | 主な副作用 |
ロニテン |
発疹、かぶれ、ふけ、頭痛、めまい、動悸、眠気、体重増加、多毛症、浮腫、倦怠感など |
ミノキシジルタブレット |
外用薬と副作用の内容はあまり大きく変わりませんが、内服することから副作用のリスクも高まります。特に多いのが、動悸や浮腫、多毛症です。
多毛症は頭髪だけでなく、体毛も濃くなる現象ですが、特に害がなければ心配する必要はありません。
しかし、動悸や浮腫は心臓に負担がかかっていると思われますので、服用を停止し、医師の指示を仰いだほうが良いでしょう。
献血に関しても、経口タイプのミノキシジルは国内未承認薬のため、期間などは明記されていませんが、まず間違いなくすることはできません。
薬である以上、副作用は付き物ですが、改めて書き出すとちょっとビビってしまいますね(^_^;)
使用の際はくれぐれも慎重にと言うことですね。
ちなみに初期脱毛は副作用ではなく、ヘアサイクルの正常化の過程ですので、表には載っていません。
初期脱毛の詳しい記事はコチラ