アメリカFDAが認めたホントに効果のある3つの育毛法!

fda

世の中には数多の育毛剤や育毛方法が存在し、

「一体、何を買ったらいいか分からない!」

という方も多いことと思います。

実際、ネットで検索してみると、効くのか効かないのか分からない育毛剤やサプリメントが、どんどん出てきます。

しかも、使ったことで髪が増えました的な、怪しいクチコミも数知れず・・・。

色々と読んでいると、何を信用して良いか分からなくなりますよね?

そこで、過去の記事でも時々触れていますが、ひとつの基準を設定したいと思います。

その基準とは、

 

ズバリ!FDA(アメリカ食品医薬品局)です!

 

FDA(アメリカ食品医薬品局)とは?

いきなり、FDAと言われても、何がなんだかという方のために、少しFDAについて触れておきたいと思います。

FDAとは、アメリカ食品医薬品局のことで、アメリカ合衆国保健福祉省の配下に置かれる、国内の医薬品・医療品・食品などの有効性や安全性を管理し、国民の健康を守るための公的機関です。

簡単に言うと、日本の厚生労働省のようなものと考えてもらうと分かりやすいと思います。

FDAについてはご理解いただけたでしょうか。

では、そのFDAに認可を受けた育毛製品が存在するのはご存知でしょうか?

今回は、そこを掘り下げていきたいと思います。

 

認可された育毛製品とは?

では、ここからが本題です。

FDAから、AGA(男性型脱毛症)に対して、育毛効果があると認可を受けたものが3つあります。

前述したように、数多の育毛製品が世の中には出回っていますが、FDAが認めたものは、

たった3つだけなのです!

それらは、

  1. フィナステリド
  2. ミノキシジル
  3. ヘアマックス

です。

1番目と2番目に関しては、FDAの認可云々はともかく、ご存知の方も多かったのではないでしょうか。

ご存じない方のために、ひとつずつ説明して行きたいと思いますが、その必要のない方はすっ飛ばしてください。

また、厳密に言うと、上の3つの他にも自毛植毛が認可されているのですが、製品とは少し異なりますので、今回は割愛させていただきます。

自毛植毛が気になる方は、過去記事:クリニック別!植毛技術徹底比較!をご覧ください。

 

フィナステリドとは?

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フィナステリドとは、元来、前立腺肥大症の治療薬であり、5α-リダクターゼ2型と呼ばれる、薄毛原因物質を抑制するための内服薬です。

前立腺肥大症の治療のために、このフィナステリドを飲んでいた人の髪の毛が、副作用によって濃くなってきたので、

「これ、薄毛治療薬にしちゃわない?」

ってことで、誕生した薄毛治療薬です。

代表的な製品はMSD社の『プロペシア』ですが、ジェネリック医薬品も多数出回っており、フィンペシアフィナロフィナロイドなどなど、世界中で製造販売されています。

また、アメリカでは大人の事情で認可されなかったようですが、日本ではプロペシアに続き厚生労働省に認可された、より効果が期待できるザガーロ(海外名:アボダート)などもあります。

主成分がフィナステリドではなく、デュタステリドであるなどの違いがありますので、詳しく知りたい方は過去記事:プロペシアとザガーロの効果と違いを比較する!をご覧ください。

 

フィナステリドの効果

フィナステリドの効果は、飲んでいきなり出るものではありません。

毎日1錠、継続して飲み続ける必要があります。

早い人では3ヶ月、平均して6ヶ月程度で効果が実感できると言われています。

その前段階として、『初期脱毛』が起こるケースも多々あります。

初期脱毛とは、フィナステリドの効果によって、ヘアサイクルが正常化されるため、サイクル異常を起こした弱った髪の毛が抜けてしまうことによるものです。

抜け毛が一気に増えるので、驚く人も多いと思いますが、2週間から1ヶ月程度の一時的なものですので、心配することはありません。

 

フィナステリドの副作用

フィナステリドはお薬ですので、当然、副作用はあります。

風邪薬にだってあります。

ただし、それほど重篤なものはありませんので、それほど神経質になる必要はないでしょう。

とはいえ、リビドーの低下(性欲減退)や勃起機能の低下、精子減少など、2%未満ではあるものの、副作用が出るケースもありますので、医師への相談をオススメします。

 

フィナステリドの入手方法

フィナステリドを購入する手段は、主に2種類です。

クリニックなどで、医師に処方してもらう方法か、海外からの個人輸入です。

クリニックでの処方がベストではありますが、費用が高く、通院の手間などがかかりますので、ネットショッピング感覚で購入でき、尚且つ費用が数分の一で抑えることのできる個人輸入の人気が高まっています。

副作用が出ないことさえ分かれば、安い方がいいってことなのでしょうね。

プロペシア(アメリカ版)1mg

 

ミノキシジルとは?

続いて2つ目のミノキシジルです。

ミノキシジルは毛細血管の拡張作用があり、また、毛母細胞を活性化させる働きもあります。

ミノキシジルには2種類あり、頭皮へ塗る外用タイプと、錠剤を内服するタイプがあります。

ちなみに、FDAで認可されているのは前者である頭皮へ塗るタイプです

錠剤は育毛効果が非常に高いものの、重篤な副作用が出る可能性があるため、育毛薬として認可している国は世界のどこにもありません。

危険を承知で個人輸入している方もいますが、薄毛がかなり切実で、最終手段として用いる方が多いようです。

外用タイプは、ミノキシジルの濃度が、元祖の『ロゲイン』や、日本で有名な『リアップ✕5』で5%、アメリカの製品であるポラリスシリーズでは、10%を超えるものまであります。

また、中にはスタイリング剤にミノキシジルを配合しているハイパフォーマンススタイリングジェルなど、製品も多様化してきています。

 

ミノキシジル(外用)の効果

ミノキシジルも、フィナステリドと同様に、使用してから効果が実感できるまでは、3ヶ月から半年程度必要です。

朝と夜の1日2回、頭皮に塗布するのが一般的ですが、製品によってはベタつきがあるため、夜だけ使用するという方も多いようです。

また、ミノキシジルでも、ヘアサイクルの正常化の過程で、初期脱毛が起きる可能性があります

 

ミノキシジル(外用)の副作用

こちらもお薬ですので、副作用はあります。

しかし、その多くは頭皮のかゆみや湿疹がほとんどです。

中には、むくみや倦怠感などが出る人もいますので、医師に相談しながら、処方してもらうのが良いでしょう。

 

ミノキシジル(外用)の入手方法

こちらは、フィナステリドと同様に医師に処方してもらうか、個人輸入するか、薬局で購入するかということになります。

薬局で購入する場合は、大正製薬のリアップですが、医師の処方や個人輸入では、元祖ミノキシジルであるロゲインをはじめとし、多様な濃度を展開しているポラリスシリーズなど、様々な選択肢があります。

ロゲイン(Rogaine)5%

 

HAIRMAX(ヘアマックス)とは?

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ヘアマックスとは、簡単に言うと、650nm(ナノメートル)の低出力レーザーを頭皮に照射することで、毛母細胞を活性化させ、髪の成長を促す機械です。

これだけ聞くと怪しいですが、FDAの認可を受けていることから、効果と安全性は確かなものと言うことができます。

 

ヘアマックスの効果

200名以上の男女が被験者となり行われた研究では、93%に効果があったとされています。

詳しくは、過去記事:低出力レーザー育毛器ヘアマックス(HAIRMAX)の効果と実力は?を参考にしてください。

 

ヘアマックスの副作用

ヘアマックスは薬剤ではないので、副作用はありません。

また、フィナステリドやミノキシジルと併用することができます。

 

ヘアマックスの入手方法

ヘアマックスを購入するには、ネットで公式サイトから買うことができます。

値段はやや高価ですが、一度購入してしまえばランニングコストは電気代ぐらいのものなので、薬剤より懐には優しいですね。

ヘアマックス公式サイト

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今回はFDAに認可された製品をご紹介しました。

どうせ、お金を使うのであれば、根拠のある製品に使用したいものです。