意外と知らない薄毛対策!?正しいシャンプーの方法!
以前ケトコナゾール配合シャンプーの効果については過去記事で解説しましたが、今回は意外と知られていない?正しいシャンプーの方法を紹介します。
薄毛が気になってくると、シャンプーひとつにも気を使うものですが、気を使っているつもりが、案外頭皮環境にとっては逆効果だったりします。
本当に正しいシャンプーはどうやってするのか!?
是非、このページで身に付けていって欲しいと思います。
薄毛の頭皮環境
薄毛になってくると、頭皮が固く、張ってきますよね?
それは何故でしょう。
髪の毛は頭部を守るために生えているという話しを聞いたことのある方は多いのではないでしょうか。
その頭部を守るための髪の毛が減ってきたら、どうやって守れば良いのか、体は自然と考えます。
そのため、頭皮を厚く、硬くしようとします。
厚く、硬くなった頭皮は、髪の毛が成長する土壌として相応しくありません。
すると、より薄毛が進行してしまうということになります。
負のスパイラルですね・・・。
頭皮を揉んだ時に、硬くなっていて柔軟性があまりない方は要注意です。
硬いからといってマッサージをしている方もいることでしょうが、必要以上のマッサージは毛細血管を損傷してしまい、かえって頭皮を硬くしてしまうのです。
当然、毛細血管が損傷すると髪の毛へ栄養素を届けることができなくなりますので、結果として薄毛が進行するという悪循環へと陥ってしまいます。
✕:過度なマッサージ
皮脂は頭皮の敵?
薄毛の原因のひとつとしてよく言われるのが、皮脂が毛穴に詰まっているということですよね。
確かに過剰に分泌された皮脂は頭皮環境に良くありません。
しかし、脂症だからといって1日に何度もシャンプーをしてしまっては、頭皮を保護するのに必要な皮脂まで洗い流してしまいます。
すると、頭皮は乾燥し、フケや痒みの原因となるだけでなく、もっと油分が必要であると判断しますので、更に過剰に皮脂を分泌しようとします。
シャンプーは1日に1回、適切な量を使用し、シャンプーが残らないよう、しっかりと洗い流すことを心がけましょう。
✕:シャンプーのし過ぎ
シャンプー前にはブラッシング
シャンプー前にブラッシング?
と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ブラッシングをすることで頭皮の汚れを浮かすことができ、シャンプーをしなくても、温水で洗い流すだけで汚れの大半を落とすことができます。
決してシャンプーしないことを薦めている訳ではありません(^_^;)。
また、ブラッシングの際、頭皮をブラシでトントンと叩く映像を見て、真似をしている方もいるかもしれませんが、これは前述したマッサージと同様に、頭皮の毛細血管を破壊するだけで逆効果となりますので要注意です。
温かいシャワーを使って汚れを落としたら、次はいよいよシャンプーです。
✕:ブラシで叩く
正しいシャンプーの方法
シャンプーは10本の指を使い、丁寧に、髪の毛ではなく地肌から汚れを優しく揉み出すように洗いましょう。
この際、力を入れてゴシゴシと強く洗ったり、爪をたててしまうと、頭皮を傷つけますので気をつけましょう。
結構やってしまいがちですよね。
マッサージをする場合は、側頭部や後頭部から頭頂部、前頭部へ向かって、押し上げるようにしましょう。
脂症の方や、頭皮の汚れが気になる方は、ゴシゴシ洗うくらいなら二度洗いした方が良いでしょう。
使用するシャンプーは天然由来のものや、界面活性剤が入っていないもの(界面活性剤全てが悪い訳ではありませんが)、ノンシリコンシャンプーなどの無添加シャンプー、またはシャンプーそのものに発毛効果が期待できるニゾラルシャンプーやニナゾルシャンプーなどのケトコナゾールが配合されているものをはじめとした、育毛シャンプーが良いでしょう。
詳しくは過去記事〈シャンプーで薄毛(AGA)対策!ニゾラルなどのケトコナゾール配合シャンプーを分析!〉でどうぞ(^^)。
洗い流す際は、シャンプーが残ってしまうと、フケや痒みの原因となりますので、温水でしっかりと洗い流すことを心がけてください。
まだ、これで終わりではありません。
乾かすまでがシャンプーです!
✕:ゴシゴシ洗う
✕:ツメをたてる
正しいタオルドライ
シャンプーが終わったことにより、気が緩み、タオルで頭をゴシゴシ拭いていませんか?
そんなことをしたら、今までの苦労が水の泡です!
タオルでゴシゴシ拭いてしまうと、結局頭皮を傷つけてしまうことになります。
タオルは髪の毛を挟んだり、押すように使用し、水分を吸い取りましょう。
✕:ゴシゴシ拭く
正しいドライヤーのかけ方
ドライヤーの熱は髪の毛に良くないんじゃないの?
という意見もあります。
もちろん使いすぎ、熱しすぎは髪を傷める原因のひとつとなりますが、髪や頭皮を濡れたまま放置すると雑菌が繁殖してしまい、頭皮環境を悪化させます。
ドライヤーを使用する際は、頭皮から20センチ以上は離すようにし、髪の毛だけでなく頭皮までしっかりと乾かすように心がけましょう。
最後に冷風を使用し、髪の毛や毛穴を引き締めるとベターです。
しっかりと乾かせたら、ヘアトニックや育毛剤はこのタイミングで使用します。
頭皮がカサカサのままでいるよりは、トニックや育毛剤で頭皮の保湿と血行促進を促した方が良いでしょう。
✕:ドライヤーを使わない
✕:髪の毛を加熱しすぎる
全て実践するとなると面倒に思うかもしれませんが、慣れてしまえば何てことありません。
薬剤の力を借りることは育毛にとって非常に効果的ですが、その力をより効果的に発揮させるには自力での環境作りも大切です。