発毛講座でも取り上げ、おさらいのようになりますが、現在の発毛・育毛法としては、

王道中の王道となる

育毛対策をもう少し細かく解説しておきたいと考えています。

これらをやっておけば、ほとんどの方に発毛が実感できるはずです。

それでも髪が増えなかった場合は、もはや医療機関で植毛や育毛メソセラピーなどの専門治療に頼るしかないというくらいです。

その育毛対策3箇条とは、

の3つです。

プロペシアを病院で処方してもらって飲んでいるという方や、薬局でリアップを買って使ってるという方で

 

イマイチ効果が感じられない・・・

 

という人も多いと思います。

なぜなら、上のどれかひとつが欠けても充分な育毛効果は得られないからです。

もし、どれかひとつで効果が出ているという方は、他の2つと併用することで、効果が倍増するに違いありません。

 

其の壱 栄養補給はサプリメントで

まず、何より髪の毛には栄養が必要です。

日常の食生活で、髪の毛が成長するための充分な栄養素が摂取できていれば問題ないのですが、必要な栄養素を食事で摂取し、それを毎日継続するというのは非常に困難を極めます。

というわけで、髪の毛に必要な栄養はサプリメントで摂取するのが一番手っ取り早い方法となります。

では、髪の毛に必要な栄養とは一体何なのか?という疑問が生まれますよね。

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育毛に必要な栄養素とは?

育毛に必要な栄養素は主に

  1. タンパク質
  2. 亜鉛
  3. ビタミン

の3つです。

 

タンパク質

タンパク質に関しては、日常の食生活で比較的簡単に摂取できると思います。

必要に応じてプロテインなどを飲んでも良いです。

ただし、育毛には摂取したタンパク質を体内で分解し、再度髪の毛にするという作業が必要になります。

その際に体内で重要な働きをするのが、『リジン』と呼ばれる必須アミノ酸です。

近年では育毛サプリメントの代表格となってきています。

L-リジンプラス(L-LysinePlus)1600mgなど

 

亜鉛

亜鉛もリジンと同様に、タンパク質を髪の毛に組み立てる働きをします。

また、5αリダクターゼを阻害する働きもあることから、フィナステリドとの相性も抜群です。

髪が太くなったり、コシがでてきたりといった効果が期待できます。

ジンク(ZINC)50mgなど

 

ビタミン

ビタミン類は新陳代謝を活発にしたり、栄養の吸収率を上げてくれたりする働きがあります。他にも体にとって大切な働きをしてくれますので、髪の毛のためだけでなく、体全体のことを考え摂取したいところです。

(EyeFive) マルチビタミンなど

具体的なサプリメントについて知りたい方はコチラで紹介しています。

 

其の弐 フィナステリドで育毛対策

フィナステリドはプロペシアを代表とする、5αリダクターゼの2型を阻害する飲み薬で、元来、前立腺肥大症のために開発されました。

その副作用により、発毛効果が認められ、アメリカのFDA(アメリカ食品医薬品局)が男性型脱毛症の治療薬として認可したのです。

FDAとは日本で言う厚生労働省のようなものと考えると分かりやすいと思います。

その2型の5αリダクターゼが体内でテストステロンと呼ばれる男性ホルモンと結合することにより、DHT(ジヒドロテストステロン)を生成し、髪の成長を抑制する指令を送ります。

つまり、このDHTがワルモノなのです。

本編からの使い回しですが、下の画像のようなイメージです。

dht

しかし、このDHTを効率的にやっつけることは現在の医学では難しいので、DHTになる前の5αリダクターゼを減らしてしまえば、テストステロンと結合できず、DHTが減少するという好循環を生み出すことができます。

簡単に言ってしまうと、

 

ハゲろ!という命令を止めることができる薬なのです。

 

悪循環に陥っていたヘアサイクルは改善され、新しい髪が抜けずに成長していくことになります。

プロペシアを1年間服用した場合の有効性として98%で薄毛の進行を食い止めたと発表されています。

代表薬:プロペシア(アメリカ版)1mg

他の種類は〈フィナステリド系薬剤一覧〉ページを参考にしてください。

 

また同様の効能がある経口薬にデュタステリドという薬剤があります。

以前は厚生労働省に承認されていませんでしたが、2015年9月28日に承認を受け、『ザガーロ』が日本国内で2番目のAGA治療薬となりました。

ザガーロについて詳しくは過去記事を参照してください。

ちなみにアメリカのFDAではAGA薬としては承認されていません。

このデュタステリドとは、2型の5αリダクターゼの阻害効果がフィナステリドの1.5倍とも言われ、そのうえ更に、1型の5αリダクターゼまで阻害してくれるのです。

1型に関しては、体毛にも存在し、薄毛とはあまり関係ないとも言われていますが、何と言っても大きいのが前者の効果ではないでしょうか。

約半年の投与でDHTを90%近く抑制したという研究結果もありますので、フィナステリドよりも効果が高いことは言うまでもありません。

しかし、デメリットとして、効きが良いだけ副作用も生じやすいということもありますので、フィナステリドからの乗り換えを考えている方も、まずは医師の指導のもと、ザガーロの0.1mgからはじめてみてはいかがでしょうか。(※海外製品には0.1mgはありません。)

0.5mgでフィナステリド1mgより効果があると言われています。

代表薬:アボダート(ザガーロと同成分)

他の種類は〈デュタステリド系薬剤一覧〉ページを参考にしてください。

フィナステリド・デュタステリドの副作用については、過去記事:〈やっぱり気になる!発毛薬副作用一覧〉

 

これらの薬剤を服用し、5αリダクターゼの働きを抑制したからといって、薄毛の原因全てを取り除いた訳ではありません。

加齢により、毛細血管が収縮していたり、毛母細胞や毛乳頭細胞の働きが鈍化していると、それらも薄毛の原因となり、更にはこれまで紹介した2つの効果が薄れてしまいます。

それらの悩みを解消してくれるのが、国内ではリアップで知られるミノキシジルです。

 

其の参 ミノキシジルで育毛対策

ミノキシジルは元来血圧の降下剤であり、その副作用で発毛効果があると認められ、フィナステリドと同じく、男性型脱毛症の治療薬としてFDAに認可を受けました。

AGA治療薬としては外用としてのみ販売されており、頭皮に直接塗布するタイプの治療となります。

その治療効果はというと、軽度以上の改善が約98%を占めています。

日本ではリアップが有名ですが、アメリカをはじめとした海外ではパイオニアであるファイザー社のロゲインが最も有名です。

ミノキシジルには毛細血管を拡張し、摂取した栄養を頭皮に届けやすくします。

そのうえ、毛母細胞や毛乳頭細胞を活性化させる働きがあり、発毛・育毛を促します。

つまり、ミノキシジルは

 

髪を生やす薬なのです。

 

さらに言うと、ミノキシジルはフィナステリドと異なり、塗布した場所で効果を発揮するため、生え際にも有効です。

詳しくは過去記事:〈ミノキシジルは生え際に効くのか!?〉

また、リアップやロゲインに含まれるミノキシジルは5%となっていますが、その他にも個人輸入を通じて購入可能な海外製品の中には、ポラリスリサーチ社のNRシリーズなど、ミノキシジル濃度が15%を超えるものまであります。

用途にあわせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

ただし、最初は様子見のために、5%からはじめてみることをオススメします。

代表薬:ロゲイン5%

他の種類については〈ミノキシジル(外用薬)製品一覧〉ページを参考にしてください。

慣れてきて、5%では効果が薄いという方は、副作用がないことを確認のうえ、高濃度のものへシフトしていくと、より効果的です。

また、ミノキシジルには外用薬タイプだけでなく、内服することで効果を発揮する経口薬タイプもあります。

一般的には製品名である『ミノキシジルタブレット』を略し、通称『ミノタブ』などと呼ばれていますが、本家は『ロテニン』という、外用タイプと同じファイザー社の製品であり、ミノキシジルタブレットの方が後発医薬品である、いわゆるジェネリックです。

この経口薬タイプのミノキシジルですが、効果の程はというと・・・

 

はっきり言って最強です。

 

内服することで、ミノキシジルの有効成分が血液中に充分行き渡るため、外用薬よりもはるかに効果が高いのです。

フィナステリドと併用できるという特徴もあります。

ただし、外用薬と異なり、経口薬は血圧降下剤であり、男性型脱毛症の治療薬としてFDAに認可されていませんので、あくまでも個人の判断により服用するということになります。

また、効果が高いということは、当然副作用が出る可能性も高いということなので、挑戦する方は、まずは2.5mgか5mgを1日1回からはじめてみると良いでしょう。

代表薬:ロニテン(Loniten)5mg

薬の種類は〈ミノキシジル(経口薬)製品一覧〉ページを参考にしてください。

ミノキシジル(経口薬)の副作用については過去記事:〈やっぱり気になる!発毛薬副作用一覧〉

 

まとめ

これら、栄養素、フィナステリド、ミノキシジルを併用することで、ほとんどの方の薄毛は改善するはずですが、効果が実感できるには約6ヶ月程度は必要ですので、気長に治療を継続していくことが大切です。

1ヶ月とかでは増えません。

病院に行っても処方されるのは、主に上の3つになると思います。

心配な方は、最初は病院で医師の指導のもとAGAの確定診断や対策を行い、問題なさそうなら個人輸入へシフトしていくのが良いかもしれません。

フィナステリドやデュタステリドの効きが悪い場合には、ミノキシジルタブレットを処方してくれる病院もありますので、相談してみてはいかがでしょうか。

お近くのクリニックを探す場合にはコチラからどうぞ(^^)

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